5月のT.O.T ZERO1クラス予選中に1コーナーでクラッシュしてしまい
苦しくもリタイアとなってしまったカタナ。
ハンドル廻りやフロント廻りに大きなダメージも食らってしまい、
現場で修繕するのは不可能だったわけですが
一番心が折れる要因となったのがエンジンから(クランクから)のゴロゴロ音。
という訳でチーム員総出でエンジンの分解作業を。
全バラまで2時間と言うタイムリミットを死守するため(この後、お疲れチャン会の会場予約があったもんで)
みんなで必死こいて原因探求。
結果的には大きなダメージは見られないものの、カムシャフトのキズなど細かい見過ごせない部分もあり、こちらのエンジン、しばらくお蔵に入ることになりました。
次回からは前々からも書いている通り、R750でZERO3に参戦したいと考えているので
少しZERO1はお休みしたいと思います。
で、R750用のタイヤを購入。
SATSUKI STAGEではスーパーコルサが入手出来ず難儀しましたが、今は安定供給のようですね。
サクっと買えました。
ジェネレーターのメクラも作業完了で、これでようやくエンジン始動が出来たので
オイルを交換したいと思います。
スラッジなかなか多め。
前に使用していたオイルの銘柄も不明。粘土も不明。
そもそも入庫した時点で3気筒(苦笑)
ま、3気筒だった原因は、キャブレターのダイアフラムの組付けミスだったのですが、
これで乗ってたの?と。否、絶対乗れるわけない。
ここからこのマシンに対する疑念が出てきます。ま、レーサーにしちゃう時点で全てやり直す気で居たので
いいんですが。
エンジンはコストもかかるしなので、あんまり開けたくない。と言うか開けない。
深刻な問題が出れば別ですが、そうならない限り開ける気はありません。
お金をかければいいエンジンは出来上がるし、勝ちたいのであれば当然の選択肢ですが
世の中そんなに湯水の様にお金を使える人ばかりがレースをしているわけではありません。
楽しく・ゆるくが当店のレース活動の基本方針です。
このエンジン、油冷ですからオイル容量もハンパない4.8リットル(フィルター交換時)
こういう部分ってケチるとロクな事ないからキチンとしておきたい所です。
という訳で当店で使用している LUBIRD RACING 15W-50に交換。
これでとりあえず温度などデータ取りしていきたいと思います。
0コメント