SR timesさんの Rural Racer
雑誌版Sr timesの企画で井上ボーリングさんの斧型クランク+WISECO・ICBM仕様でエンジンを
組ませていただいております。
今回はエンジン整備ではなく、ニュートラルインジケーターが点灯しないからなんとかしたい!の案件。
前から点灯しないのは知っていたのですが、
ちょっと二の足を踏んでました。
というのも
この電球が単純に切れているだけなのですが、この電球を入手できずに居たから。
調べてもこの口金の企画で装着されていたV・W数の物を私が見つけられず交換が出来なかったのです。
じゃあ、市販の入手可能な部品でニュートラルインジケーターを装着すればいいじゃない
となるのですが、この外観を変えずにと言うマスト条件がありますので
市販のLEDインジケーターをそのまんま装着という訳にはいきません。
市販品のLEDインジケーターはこのように発光部がテーパー状になっているので
既存の側を再使用するには外径が大きくて収まりません。
従いまして、旋盤でこのテーパー部を削り取っていきます。
中にはLEDもありますし、発光部には樹脂が流し込まれているので削りすぎると壊してしまいます。
大胆かつ慎重に。
で、削り終わり。
内側にネジが切られているのでそのネジピッチと同ピッチのLEDインジケーターを選定しないと固定できません。
でも固定しないと浸水とかしちゃいます。
LED発光部からネジが切ってある部分までの寸法と側のメネジ部の奥行き寸法を幾度が合わせて
なんとか納まりました。
発光もばっちり。
電球の時より明るくて、夜間は眩しいくらいです。
レトロな中にもハイテックでいいんじゃないでしょうか?
電球より寿命は長いし。
振動には弱いLEDですが、振動に弱いのは電球も一緒なのでどれくらい持ってくれるかは使ってみないと私もわかりません。
でも今度はダメになっても交換対応がこれでできます。
ありがとうございました。
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