お久しぶりな登場、CRM50。

前回、前後ホイールベアリング・ディスクローターを交換してなんとか足回りは仮完成したCRM

早く乗りたい！と切望のオーナーさんの引き取りから一ヶ月。

まだまだ治さなきゃならない所、てんこ盛りだからあまり無茶しないでよ～

と送り出したわけですが。

帰ってきました。

毎月のおこづかいから治しているので一気に進めないのが歯がゆい感じですが。。。。

今回はなんと

焼きついてしまいました（哀）

なんで焼いたの？？？？

と問い詰めても仕方ありません。焼きつきは焼きつき。

クランクまでダメージが無いかドキドキですが、キックは降りるし、とりあえずエンジンもアイドリングは出来るとの事なので、ま、軽い抱きつき程度かな～と思いますが、チェックします。

これで、チャンバー側排気ポートより覗き見したいと思います。

こんな感じで内視鏡を排気ポートから

あ。。。。なんかすっごい縦筋見えてる。。。。。

ま、開けちゃえば話し早い訳ですが、一応お客様への提出画像として非分解時の状態も記録しております。

じゃん。

ま、予想通りですね。否、予想以上にピストンのキズが深い。

リングもスティックしています。

シリンダーも画像ではわかりにくいですが、キズが深すぎて、0.5オーバーでは追いつきそうもありません。

市販で流通しているキタコなどのピストンキットは、0.5オーバーまで。

これはシリンダー終了のお知らせか！？

と思ったら、某オークションでありました。

1.25mmオーバーサイズ

こちらをオーナーさんに落札していただいて、修理することに決定。

※当店、代理落札などは賜っておりませんので、某オークションで出てた～！と申されても、私は買いませんから各自でご手配ください。持込での修理として賜ります。（持込修理費用となります）

しかし、どうして焼きついてしまったかといいますと、

オイルタンクからっぽ状態でしたので、完全なる潤滑不良による焼きつきです。

オイルランプが点灯しない故に気づかなかったとの事でした。

2ストに限らず4ストもそうですが、条件がそろえば簡単に焼き付きますんで、オイルは運行前点検で必ず目視しましょうね！

あ、そうそう。

ヤングマシンに当店のR25が載りました。