ブラッシュアップされた斧型クランク組み込み完了。
安定の画像ナシ(笑)
エンジン組んでる時って案外忙しいんですよね。組んでる途中やその行程、締め付けトルクなんかに関しましては、雑誌版SR Timesを見てね。
で、組み込むときに前回斧型を組んで乗ったときに感じた「上の伸びがもうちと欲しい!」と言う
ワタシ個人の感想に基づいて、今回ST-1カムを組みます!ピストンはWISECOφ87の10:1です。
激しくない仕様なんでST-1がよろしいかと。
あ、そうそう。ハイカムだけ組んだり、ハイコンプピストンだけ組んだ場合、実質圧縮比落ちますのでパワーは上がらんとですよ。
ハイコンプピストンにした場合、圧縮比は上がりますが、充填効率は下がるのです。
なぜなら、下死点でのピストントップの位置は純正より高い位置にあります。ターボなどの過給機でむりやり押し込んでしまえばそれで良いのですが、NAエンジンの場合は、ピストンの下がった負圧分しか混合気は供給できないのです。つまりピストンは下死点では「より下に居る方が混合気が充填されやすい」訳です。
書き始めると長くなりますので、要点だけ。
ハイコンプピストンにすることによって下がる充填効率をデュレーション・カムリフト量の大きいカムシャフトに換装することで、より多くの混合気をエンジンは得られるという事です。
なので、ハイカムだけってのになりますと、オーバーラップが大きく、これまた下が無くなるって訳です。
ハイコンプしたらハイカムは必須という事ですね。
で、完成。
シャシに搭載したら、キャブセットを行いますが、
今回は、シャシダイナモでセットアップをしながら馬力測定も行っていきますのである程度「勘」で併せておくのみです。
シャシダイナモでのセットアップなどのやりとりはコチラを見ていただいた方が早いかと。
当店、塗装も賜ります。(ワタシがやるわけではないのですが。。。)
今回は、ブラックエディションからをデカールナシのフルペイントで!
元の状態を撮影してませんが、セパハン車にありがちなエクボ(SRオーナーならわかるはず(笑))
の板金補修と、サビ取りを行ってお値段 ¥58,000(税別)でした。
ありがとうございました。
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