SR中古車 エンジン始動

昨日の続き

買取してきたSR400。

4~5年は優に放置プレイされていたであろう状態なので

とりあえずエンジンに火を入れるところまで作業していきます。

キャブレターはとりあえず部品取りのキャブがまともに使えるのでコチラを装着。

フューエルコックもとりあえず部品取り車から拝借して、

ガソリン漏れがない事を確認。

タンクの中は空っぽで思いのほかキレイでサビもない(ラッキー)

で、エアクリーナーの確認を使用としたところで洗礼受ける。


SRあるあるな

サイドカバーを取ろうとしたら、M6のボルトが伸びきっててナメる。

こうなると少し厄介で、サイドカバーを取ることが出来ない。

エアクリーナーはサイドカバーを外さないとアクセスできないので、こういう場合は

ベルトサンダーなどを用いてボルトの頭をまず取ります。

サイドカバーとのクリアランスが狭い箇所なので、サイドカバーにキズをつけないように

養生してから、ようやく頭を吹っ飛ばしました。

こうなれば後は力業で抜いてしまいます。

フレーム側のネジ穴も傷んでますので、タップでリカバー。

タップでリカバーできない場合は一旦溶接して肉をつけてリカバーします。

今回はタップでリカバーできました。


エアクリーナーは思いのほかキレイで、オイルもたっぷりついてました。

一回手直しを受けている模様。


で、なんやかんやと交換するものを交換して、エンジン始動完了。

オイル/フィルターも既に交換しておいたので、オイルのエア抜きを行って

キチンと循環しているかを確認。

調子は崩してなさそうです。


S様SR400。エンジンオーバーホール。

程度の良い500のクランクを手に入れて、コンロッド・ベアリング・ピンの交換及び

芯だし完了。


9-GATE Motor cycle maintenance/modefy

YAMAHA SR400/500をメインとしてメンテナンス/モディファイを行っているショップです。 SR専門と言うわけではございません。国産車輌であれば排気量問わず、メンテナンスやモディファイを行います。 また一部海外車輌(H-D・BMWなど)も賜ります。

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