配線の沼 Season2 IGコイル疑惑

前回、暫定処置にてとりあえず仮終了としたM様SR。

STDのCDIを使用している分には問題は無かったように思えたのですが、

CF POSHのCDIだとダメみたい。

POSHのCDIを取り付けたいと言う強いご要望につき、IGコイルから見直しとなりまして

装着していたウオタニSP2より、それ以前に使用していたIGコイルステーを用いて


CF POSH製のIGコイルへ交換します。

これも確定ではなくて、あくまで暫定。これで調子がよければ改めてCF POSH製のIGコイルを取り寄せます。

不確定要素が山盛りの状態で、やみくもにあれもこれも新品を手配して行くのは

いたずらにコストも嵩むので、なるべくリスク回避をしながら探求します。


IGコイルのステーもコストを抑える為に以前使用していたものを再使用していきますが

クラックがあるので溶接で補修。


穴から穴までのピッチが狭いので、これでは強度的にも不安アリアリだったので

いっそ、小さい穴は溶接で埋めました。

で、CF POSH製のIGコイルを装着。

STD CDIでは問題なくスパークしておりましたが、CF POSH製のCDIではスパークしません。

前回記事で、ストール現象がでていたので、その時点でCDIがどうやら壊れてしまったようです。

私見ですが、ノイズでCDIが壊れたか、逆起誘導電流で壊れたか、チャージコイルからの電気を貯めて放出するコンデンサがパンクしたか。

いずれにしても、最後の断末魔がコンデンサのパンクっぽかったな気がします。

CDIの内部はボンディングされているため当店では解析不能なので、CF POSHさんで検査してもらうことに。

こういった事例が起き、決定的な証拠が確立していない今、当店では

ウオタニSP2をお使いの方にCF POSH製CDIを取り付けることを中止したいと思います。

結果わかり次第またこの場でご報告したいと思います。


9-GATE Motor cycle maintenance/modefy

YAMAHA SR400/500をメインとしてメンテナンス/モディファイを行っているショップです。 SR専門と言うわけではございません。国産車輌であれば排気量問わず、メンテナンスやモディファイを行います。 また一部海外車輌(H-D・BMWなど)も賜ります。

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