さて、何のデータもない訳ですが、進めていきます。
スカイウェーブ400ピストン流用のネット情報を基にピストン手配。
各部寸法を計測していきます。
ピストンピン径や、ピンクリップは同寸法なので問題なさそう。
ピン上ハイトも一緒なので上死点でピストントップがこんにちは~って事はないです。
まさしく流用可能なようです。
現状のシリンダーライナーの内径計測をひさびさに真面目に測定。(笑)
結論的には限度値を超えておりましたので、GOOSEのSTDピストンではクリアランス過多につき、圧縮不良していたのではないかと思います。
ま、このあたりは今回ボーリングしてしまうので、あくまで結果であり、そういう意味では
特に問題があるわけでもないのですが、どうしてこうなってしまったのかは探求する必要はあります。
要因は様々で、例えば保管の問題だったり、オイル管理の問題だったりとあると思いますが
問診する中で、相当なシビアコンディションでの使用が聞き取れましたのでソコなのかな?と。
GOOSEはSRなどと違い、ハイコンプシングルですので、ピストンにかかっている負荷もそれなりです。
と言うわけで、内燃機屋さんへ加工の旅に、シリンダーとヘッドを送ります。
しばらく休憩です。
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