BSA SR
世界限定500台のうちの一台。間違いなく発売当時のコンディションを完璧に維持したA様のBSA SR。
今回車検整備をご依頼賜ったのですが、車検取得と同時に
ハーフカウル付けたい!とのご要望でペイトンプレイス製のハーフカウルキットをワンオフステーで取り付けます。
ワンオフといっても元あるステーをちょこっと加工します。
ペイトンプレイス製のハーフカウルの場合、メーターがハンドルマウントになりますので市販のミニメーターなどにコンバートする必要があります
が、今回のオーダーは純正メーターは残したい!のご要望ですので、
付属のカウルステーでは取り付ける事ができません。
その昔、オレンジブルバードさん家で販売していたハーフカウルは確かメーターがカウルマウントだったのを思い出し、オレンジブルバードさんへ聞いてみるも、現在は絶版との事でした。(涙)
ないなら作るしかない。
ってことで、その当時の記憶を呼び戻しながら、ディメンションを設定していきます。
ってことでこんな感じにステーの一部をワンオフ製作して溶接します。
これで収まればバンバンです。
カウルを取り付けてメーターとの干渉が無いかを確認。
うまくいきました。
今回、ハンドルを元々車輌に装着されていたPOSH Faith製からMAGURAへ変更。
MAGURAは今は絶版なのかな?
POSH Faith製はタレ角も緩くて楽なセパハンなのですが、どうしてもカウルのナックルガードに収まらず。。。やむなしです。
でもこの方が雰囲気あっていいかも。
懸念していたメーターとスクリーンの干渉もなく、一回で決められた。よかったよかった。
BremboのRCSマスターのリザーバタンクの位置がなかなか決まらず。
どうしてもハンドルを左いっぱいに切ったときにメーターに干渉する。。。。
S15タンクなどの小型を選ぶべきか、要検討です。
下部ステーはペイトンプレイス製の付属は使えず。
BSA SRの場合、SR400/500と違い、アンダーチューブの形状がまったく違います。
ダブルクレードルなBSAに対してSRはシングルクレードル。
従って下部は1からワンオフします。
タンクとカウルのラインが一直線になるようにするのがともて大事。
ズレたら格好悪いし。
後から位置決めできるようにステーを作製します。
ステーの形状と各部のチリ合わせを行って、
ペインターさんへカウルをバトンタッチ。いい仕事を毎度していただいて感謝です。
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