バルブジャンプとバルブバウンスは違うもの

ま、総じてどちらもバルブジャンプと言う言葉で表されますが

正確に言いますと、バルブジャンプとバルブバウンスは違う内容でエンジンのバルブが閉じなるなることを言います。

具体的にバウンスとは、バネが踊ってしまう症状で、サージングとも言います。

対してジャンプとは、カムシャフトもしくは、ロッカーアームが仕事をしていないにもかかわらず、バルブスプリングがもとの位置に戻れない状態になり、(スプリングが追従できなくなる)バルブが閉じない状態です。

どちらも言えることはピストンヘッドとバルブが接触してしまう可能性が非常に高く

エンジンブローしてしまいます。

今回はそんなお話。

昨年末にバルブクラッシュによるエンジンブローをしてしまった2号機。


前回は、3速→1速と言うシフトミス操作によるオーバーレブで破壊となりましたが、

今回は、ストレートで正回転方向への連続負荷でブロー(?)


見事なまでにコンプレッションゲージが振れません。

完全に圧縮していない。

ここまでになると、もはやカムスプロケットでも取れてるんじゃないかなどと

疑いたくなるんですが、分解したバルブは過去一曲がってました(苦笑)

どうしてこうなったのか?

エンジンブロー自体は、メーカーの想定している条件での使用環境ではないので

判らなくはないのですが、通常ではありえません。

何故なら、レブリミッターが掛かるし、そもそもカブのエンジンはカムスプロケットが2コマぐらいずれてもバルブが接触しないほどに余裕設計がされているのです。


考えられることとしては、1次クラッチが瞬間的に滑ってのオーバーレブか

カムチェンテンショナーの油圧が抜けてしまって、カムタイミングが瞬間的に狂った(チェンが踊った)のではないかと想定できます。

後者であれば、使用しているオイルの特性が非常に疑わしいとなります。

(ま、前者であってもその可能性が高いとなりますが)


とりあえず復旧作業を行って、本番までに間に合わせます!


9-GATE Motor cycle maintenance/modefy

YAMAHA SR400/500をメインとしてメンテナンス/モディファイを行っているショップです。 SR専門と言うわけではございません。国産車輌であれば排気量問わず、メンテナンスやモディファイを行います。 また一部海外車輌(H-D・BMWなど)も賜ります。

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