オーバーホール

分解して、汚れを落として～
部品単体にして、消耗（摩耗）していれば交換していく。

と言うわけで本年度一発目のエンジン作業はW様。

昨年下すところまで終わっているエンジンを分解していきます。

はい。いきなり開きました。

カーボン堆積もまぁ距離なりかな。

今回授かりましたオーダーはヘッドのオーバーホールですのでコチラは触りません。

ここまでやったらピストン外して～と行きたいところですが

ご予算のご都合もありますので、我慢の子です。

カーボンだけ落としておきました。

燃焼室側も、距離なりなのですが、EX側バルブの焼けがちょっと気になります。

焼けすぎなのです。

AIS付きのモデルなのでそれ以前のモデルに比べればガスが薄いのは判っているのですが

どう考えても排気ポートのカーボン堆積がなさすぎる。

一回あけてる？ってくらい。

明らかに燃焼温度が高いのが判ります。

FIモデルになるともっと希薄燃焼ですから、FIのエンジンがキャブに比べて早くバルブが終わるのが判るかと。

サクっとウエットブラストしまして～、燃焼室とポートをキレイにしてみます。

オーバーホール作業で一番地味に時間のかかる作業。

インテークバルブはまぁボチボチなヤレですが

エキゾーストは虫食い大が発生してますので交換必須。

バルブガイドもガタが大でしたので打ち換え決定。

どうせならインテークもバルブごと新品にしてヘッドリフレッシュします。

ガイドが打ち換えになるから（打ち換えなくてもですが）シートもカットになります。

と言うわけで部品＆以降は内燃機屋さんへバトンタッチ。

ご予算に応じた作業内容をご提案いたします。

最低限のプランで～と言う方

どうせ開けたなら～と背中を押してほしい人

緩いのから、コテンパンに激しいのまでご依頼おまちしております。