極上の1JN SR500。
今回のご依頼は、業者間で行われるオークションでのご購入のコチラのSR500を
一通りメンテナンスして欲しいとのご依頼。
では早速いきたいと思います。
本当にキレイな500ですね。
サイドスタンド飛び出し防止スイッチが付く前の型、でもCVキャブ。
1989年式。
タンクなどの塗装はヤレが見られますが、逆に年式なりのヤレで、塗りなおしていない事の証明でもあったりしますよね。
このエンブレムもレア。もう手に入らないエンブレムですね。
こういうステッカーが残っているのはいいですね。
ヤレ的にもと当時のまんまである感じが◎。
こういうところ、大事。
とりあえずはメンテの基本、オイル+フィルター交換からスタート。
エンジンは異音は出ておりません。極めて健康体ですね。
ドレンガスケットは再利用していたのか、がっつり変形していてちょっと一苦労。
エンジン側のドレンボルト。
このプラスネジが付いたタイプのボルトは19ミリです。
このプラスネジ、実は飾りではなくて
当時のマニュアルを読むと、このプラスネジを外した所にヤマハ純正のサービス工具の
温度センサーを取り付けて55℃にセンサーがなったのを確認してオイルを抜けと書いてあります。
やったことないけど(笑)
ちょっとしたマメ知識。
オイルもきちんと循環していますね。チェックボールのシール部分も大丈夫そう。
バッテリーはちょっとお安めの物が完全に上がってましたんで
安定のGS YUASAに交換します。
バッテリーって高いんですが、安い海外製のバッテリーで私自身相当痛い目を
何度も見てますので、国産品を私はオススメします。
酷いのなんて、買ってきて補充電して、3日で死んだとかありますからね。
どこのメーカーとは書きませんけど。
ざっと見た感じでこれくらいの内容はやらないとダメそうです。
×はダメって意味ではなくて、交換って意味です。
Aは調整ね。
つづく
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